Fragments of Hagy
お気づきになられたかも知れませんが、僕が「不妊症」と言わず「不妊」と使い続けるには理由があります。子どもができないことは本当に病気なのかという疑問があるからです。確かに、子宮内膜症や骨盤内感染症による卵管閉塞などが不妊の原因としても重要であることを否定はしません。だからといって、これを原因として死に至るわけでもありません。もっと不思議なのは熱心に不妊外来に通っていた女性が、離婚成立とともに治療を止めてしまうことが少なくないことです。不妊とは、医療・医学というよりも、もっと社会的な問題をはらんでいるように思えて仕方がないのです。